ロシア、EUが凍結資産を接収すれば「痛みを伴う対応」と警告

ロシア外務省のザハロワ報道官(写真)は23日、欧州連合(EU)による凍結ロシア資産接収の動きに対し、「痛みを伴う対応」を取ると警告した。22日の代表撮影(2025年 ロイター)

[モスクワ 23日 ロイター] – ロシア外務省のザハロワ報道官は23日、欧州連合(EU)による凍結ロシア資産接収の動きに対し、「痛みを伴う対応」を取ると警告した。

EU首脳は凍結資産をウクライナへの1400億ユーロ(1630億ドル)の「賠償ローン」の基礎として活用する計画について話し合うため、ブリュッセルで会合を開いた。

ザハロワ氏は記者団に対し「ロシアの同意なしにロシア資産を使って行う行為は国際法および契約法の観点から無効だ」と指摘。同計画は欧州が「もはや金融資産の安全な避難所ではない」ことを示していると述べた。

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