１０月２２日、ブラジルのルラ大統領（写真）とトランプ米大統領が近日中にマレーシアで会談する可能性があると、複数のブラジル外交筋が明らかにした。写真は９月、ニューヨークの国連本部で撮影（２０２５年 ロイター/Mike Segar）
[サンパウロ ２２日 ロイター] – ブラジルのルラ大統領とトランプ米大統領が近日中にマレーシアで会談する可能性があると、複数のブラジル外交筋が２２日明らかにした。
２１日付のブラジル紙オグロボは、複数の関係筋の発言として、首脳会談を２６日にマレーシアで行うことで双方が合意したと報じた。
ブラジルの外交関係者らはロイターに、米ホワイトハウスからの公式な確認がないためこの件には慎重だと述べた。
ホワイトハウス当局者は先に、両首脳が先月に友好的な電話会談を行い、経済・貿易関係を協議した際、マレーシアで「そのような会談を行うことに関して話し合いがあった」と述べていた。
トランプ大統領は８月初め、有罪判決を受けたボルソナロ前ブラジル大統領を巡り「魔女狩り」が行われたとし、ブラジルから輸入する製品の大半に対する関税を１０％から５０％に引き上げた。
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