星野リゾートの温泉旅館「界 蔵王」が2026年秋に開業
星野リゾートは、温泉旅館「界 蔵王」を2026年秋に開業すると発表した。山形県・蔵王連峰の麓、標高880mに位置する蔵王温泉の宿で、星野リゾートとして山形県に初進出となる。
客室は地上8階建の本館に全49室。宿泊棟に隣接する大浴場「湯小屋」では、日本有数の強酸性の硫黄泉をより楽しめるよう、露天風呂、源泉掛け流しの湯、体を整える上がり湯と、温泉の濃度が異なる3つの湯船を備える。
施設最大の特徴は、蔵王のシンボルであり“五色沼”とも呼ばれる火口湖「御釜」をモチーフにした絶景ルーフトップテラスで、360度遮るもののない空間から、東に蔵王連峰の雄大な姿、西にはのどかな田園風景と朝日連峰の遠景が広がる大パノラマを望む。テラスの中心に設置するジャグジーバスでは、時間帯によって表情を変える景色を眺めながら湯浴みが楽しめるという。
そのほか館内には食事処やショップなどを併設。なお、予約開始日などの詳細については後日発表となる。
「御釜」をテーマにした開放的なルーフトップテラス。“天空の温泉郷”とも称される蔵王の絶景と湯浴みが楽しめる
「界」は星野リゾートが全国に23施設を展開する温泉旅館ブランド。その土地ならではの客室やアクティビティ、グルメを提供する
界 蔵王は、星野リゾートとリサ・パートナーズが組成した「星野リゾート観光活性化ファンド」第3号案件として推進

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