NZ航空、7─12月期の赤字予想 予約低迷とコスト上昇が響く

 10月22日、ニュージーランド(NZ)航空は、上期(7─12月)の税引き前損益が3000万─5500万NZドルの赤字になるとの見通しを示した。シカゴで2018年11月撮影(2025年 ロイター/Kamil Krzaczynski)

[22日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)航空(AIR.NZ), opens new tabは22日、上期(7─12月)の税引き前損益が3000万─5500万NZドルの赤字になるとの見通しを示した。

従来予想は前年度下期並みだった。前年度下期は3400万NZドルの黒字を計上していた。

国内経済の低迷を背景に国内便と米国便の予約収入が予想ほど伸びなかったほか、エンジンのリース費用も拡大した。

8月時点で2─3%の増収を予想していたが、この予想を撤回した。現在の予約状況に勢いは見られないとしている。

機体の納入遅延や運航停止中の航空機によって運航体制にも支障が出ている。今年度に入り一時的に9─11機がエンジンの問題で運航停止となった。

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