金価格3%超下落、ドル高と利確売りで20年11月以来の下落幅

21日の金相場は、ドル高の進行と投資家の利益確定売りを背景に3%超下落した。写真はインド・ムンバイで3月撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)

10月21日() – 21日の金相場は、ドル高の進行と投資家の利益確定売りを背景に3%超下落した。前日の取引では米利下げ観測と安全資産としての需要にけん引され最高値を更新していた。

米東部時間21日午前9時05分(日本時間同日午後10時05分)時点で金のスポット価格は3.5%安の1オンス=4203.89ドルと、下落幅は2020年11月以来の大きさとなった。

金先物12月限は3.3%安の1オンス=4217.80ドル。

金価格は、地政学的および経済的不確実性や米利下げ観測を背景に年初来では60%超上昇している。20日には1オンス=4381.21ドルの史上最高値を記録した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.