
10月20日、ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は、イランとの協力をあらゆる分野で拡大する用意があると表明した。写真は2021年4月、イランの首都テヘランで、ロシアのラブロフ外相との会談前に両国旗の前を歩くイランのザリフ外相(当時)。イラン外務省/WANA提供(2025年 ロイター)
[モスクワ 20日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は20日、イランとの協力をあらゆる分野で拡大する用意があると表明した。
ペスコフ氏は、ロシアとしてイランの核開発計画を巡る情勢の進展をどう見ているか、またイランとの関係を深める可能性があるかとの記者団の質問に「あらゆる分野でイランとの協力を拡大する用意が確実にある。イランはロシアのパートナーであり、両国関係は非常にダイナミックに発展している」と述べた。
また、欧州諸国がイランの核開発計画を巡る交渉に関して「過度の圧力」をかけているとし、状況は「非常に複雑」だと述べた。
ロシアはイランと緊密な関係を築いており、米国とイスラエルが核開発を阻止するためとして今年踏み切ったイラン核施設への攻撃を非難してきた。イランは核兵器製造を否定している。
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