明治安田J3、ホームで2連敗を喫した高知ユナイテッドSCは、10月18日に沖縄でともに勝ち点34で並ぶFC琉球と対戦しました。
J3に参入して1年目のシーズンを戦う高知ユナイテッド。この試合を入れて残りあと7試合となりました。
第32節の相手は勝ち点がともに34で、順位は高知のひとつ上の15位のFC琉球です。
白石尚久監督体制になって4試合目、チームが変わっている最中とはいえ、残留のためには勝ち点が欲しい一戦です。
試合は前半から高知が積極的に攻めていきます。
前半11分、須藤直輝からのヒールを受けた東家聡樹がシュート。
しかしクロスバーの上を越えていきます。前節に続いてのスタメン出場の東家、7月の福島戦以来のゴールとはなりませんでした。
相手は再三ディフェンスの裏にボールを送ってきますが、福宮弘乃介の身体を張った守りで得点を許しません。
しかし前半21分、先制したのは琉球でした。琉球も4連敗中とあって互いの意地と意地がぶつかり合います。
3戦連続で相手に先制点を奪われた高知ユナイテッド。東家がドリブルでペナルティエリア付近まで持ち込みます。前半だけで8本のコーナーキックのチャンスを迎えますが、相手キーパーの好セーブもあって、1点リードされたまま前半を終えます。
そして後半10分、またも右サイドを破られ琉球に追加点を許してしまいます。
2点を追う高知は後半33分、須藤に代わって三好麟大がピッチに入ります。
その三好、杉山伶央、内田優晟、杉山、ジョップと繋いでシュート!
ゴールとはなりませんでしたが、相手ゴール前での小刻みなパスワークでシュートまで持っていく流れは見事でした。
そして後半44分、杉山からの折り返しを三好!ジャストミートはしませんでしたがしっかりゴールラインを割っていました。これで三好は通算4ゴール、土壇場で1点差に迫りました。
しかし、アウェー・沖縄の地で勝ち点を奪うことができず悔しい3連敗。この悔しさは26日、ホームSC相模原との戦いで晴らします。
残留に向けて、残り6試合です。

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