2025年10月21日 16:02
鳥インフルエンザの流行シーズンを前に、発生に備えた防疫演習が行われました。
実際の発生現場を想定し、防護服の着方や殺処分の方法など、感染拡大を防ぐ手順を確認しました。
防疫演習は養鶏場などで、鳥インフルエンザが発生した場合の対応を確認するために行われました。
渡り鳥が飛来し、鳥インフルエンザが流行するこの時期に合わせて毎年実施され、畜産協会や県、長崎市の職員など 約100人が参加しました。
演習では防護服を着る時は、喉元や袖の隙間を粘着テープでふさいで、ウイルスの感染対策を徹底することが重要であることが伝えられました。
また 参加者が生きたニワトリを捕まえる練習を行ったほか、感染した鳥への炭酸ガスの注入、袋詰め作業など、殺処分の手順を確認しました。
(中央家畜保健衛生所 松森 洋一 所長)
「11月~1月は、非常に(鳥インフルエンザの)警戒が強化される期間。
防疫演習を行うことで、衛生意識を上げて県内で鳥インフルエンザが発生することがないように、防疫対策を徹底したい」
県内では3年前に佐世保市内の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザが初めて確認され、約2万7000羽が殺処分されています。
最終更新日:2025年10月21日 19:33
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