
10月21日、カザフスタン北西部のカラチャガナク油ガス田は、ロシア南部のオレンブルク処理工場での「事故」を受けて生産を削減した。写真は、ロシア・オレンブルク州にあるガスプロムのオレンブルク・ガス処理工場。2023年9月撮影(2025年 ロイター/Alexander Manzyuk)
[アルマトイ 21日 ロイター] – カザフスタン北西部のカラチャガナク油ガス田は、ロシア南部のオレンブルク処理工場での「事故」を受けて生産を削減した。運営事業体が21日、ロイターに明らかにした。
業界関係者2人は20日、世界最大級の天然ガス処理施設である同工場がウクライナによる無人機(ドローン)攻撃の影響で、カラチャガナク油ガス田は生産を25─30%減らさざるを得なくなったと述べてた。
情報筋によると、21日の同油ガス田の生産は2万5000(日量19万6500バレル)─2万8000トンで、通常の3万5000─3万5500トンから減少している。
カザフのエネルギー省は21日、オレンブルク工場の操業が再開されればカラチャガナク油ガス田の生産は通常に戻る見通しだとし、同工場でのガス受け入れは近く再開されると述べた。
同事業体には、米シェブロン(CVX.N), opens new tab、欧州のシェル(SHEL.L), opens new tab、エニ(ENI.MI), opens new tab、ロシアのルクオイル(LKOH.MM), opens new tabなどが出資している。
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