高知市高須に「森尾商店」が新たにオープン!地域の魅力を発信

2025年10月20日、合同会社エクスライドが高知市高須に「森尾商店」をオープンしました。この八百屋のセレクトショップは、地域の生産者やその背景に焦点を当て、訪れる人に“食と人をめぐる宝探し体験”を提供します。移動販売から始まり、SNSで多くの共感を得た同店は、地域住民や観光客が集う場所としての役割を目指しています。新鮮な野菜や地元の特産品が揃い、店主の森尾さんとスタッフの温かい雰囲気が魅力です。オープン初日から多くの来店者で賑わい、地域の人々との交流が生まれる場所として期待されています。

この記事の要約

高知市高須に「森尾商店」が10月20日にオープン。
地域の生産者とその物語を大切にした八百屋のセレクトショップ。
オープン初日から多くの来店者で賑わい、地域の交流の場に。

新たな八百屋の形「森尾商店」が高知市高須にオープン

この記事は、地域の生産者やそのストーリーに興味がある方、また新鮮な野菜や特産品を求める方におすすめです。森尾商店の開業を通じて、食と人とのつながりを感じることができる貴重な体験が得られるでしょう。

高知市高須に誕生した「森尾商店」

2025年10月20日、合同会社エクスライド(本社:高知市、代表:甲木良作)は「八百屋のセレクトショップ」として新たなブランド「森尾商店」を高知市高須2丁目15-50にオープンしました。この店舗は、単なる野菜や果物の販売にとどまらず、地域の生産者やその背後にあるストーリーに焦点を当て、来店者に“食と人をめぐる小さな宝探し体験”を提供することを目指しています。

移動販売からリアル店舗へ

森尾商店は、2025年6月に移動販売事業としてスタートしました。初日の大雨にもかかわらず、ほぼ完売を達成し、地域における存在感を示しました。その後も、SNSを通じて土佐弁で会話する生産者の日常や姿を発信し、多くの共感を集めています。今回のリアル店舗開業は、その次なる挑戦として位置づけられています。

店舗の特徴と雰囲気

高知市高須の静かな住宅街に現れた「森尾商店」は、一般的な八百屋とは異なる趣を持っています。店先には大きな看板ではなく、風に揺れる暖簾と控えめに存在感を放つロゴ入りタペストリーが掲げられています。このタペストリーは、料理人の前掛けにも使われる藍鉄(あいてつ)と、素朴さとモダンさを併せ持つ紺鼠(こんねず)という日本の伝統色で作られています。これらの色は、昔ながらの八百屋と今どきのブランド感を絶妙に両立させ、街並みに溶け込みつつも個性を放っています。

森尾商店には、地元の主婦やご年配の方、SNSを見て訪れた若者、さらには“推し農家”の野菜を目当てに来るリピーターなど、さまざまな人々が集まります。この店舗は、「ヒト・モノ・コト」が交差する、まちの元気装置のような存在になりつつあります。

店主の想いと温かい雰囲気

中央には、晴れやかな笑顔がトレードマークの店主・森尾俊也さんが立っています。隣には、奥様の菜絵さんもおり、「ここを、ただ野菜を並べるだけの場所にはしたくない。野菜の向こうにある“人”や“物語”を伝えられるような八百屋にしたいと思っていました」と語る森尾さんの言葉が印象的です。スタッフがつくり出す空気は温かく、近所の方やSNSを見て訪れる若者たちとの自然な会話が生まれる雰囲気が漂っています。まさに、ちょっと寄って話したくなる“顔の見える八百屋”がここに存在しています。

新鮮な野菜と特産品のラインナップ

店内には、その朝に市場や地元の農家から届いたばかりの新鮮な野菜がずらりと並んでいます。ピーマンやナス、レンコン、キャベツ、人参など、一つひとつ丁寧に袋詰めされ、温かみのある手書きPOPとともに陳列されています。特に目を引くのは、どこか“発掘棚”を思わせるディスプレイです。商品棚の奥に手を伸ばすと、まるでお宝を見つけるような感覚で、毎日の買い物が特別な体験になります。「セレクトショップ的」な遊び心と偶然の出会いを楽しめる空間は、買い物以上のワクワク感を提供しています。

中でも評判を呼んでいるのが、春野町「トマトの村」の完熟トマトです。つややかな果皮とぎっしり詰まった果肉、ほどよい酸味と甘みが調和した“王道のトマト”は、生食はもちろん、加熱調理でもその美味しさを存分に発揮します。オープン初日には即完売し、「箱買いしたい」「県外の家族に送りたい」といった声が相次ぎ、早くも“リピート確定”の人気商品となっています。

そのほかにも、ほうれん草、菊芋、レンコン、四方竹といった季節の地物野菜に加え、高知が誇る「水晶文旦」や「新高梨」「山北みかん」などのフルーツも豊富に揃い、見ているだけで季節の移ろいを感じられるラインナップです。すべての商品は1点から購入でき、県外発送にも対応しているため、地元の常連さんから遠方のファンまで、“高知の旬”を自宅の食卓へ届けることが可能です。

オープン初日の盛況

オープン初日、森尾商店の店先には開店前からお客さんの列ができていました。「SNSで見て気になっていた」「オープンを楽しみにしていた」という声が次々と聞こえ、店内はすぐに活気に包まれました。棚に並ぶ野菜を選ぶ人、スタッフと笑顔で言葉を交わす人、常連になりそうなご近所の方まで、あらゆる世代の姿が見られました。スタッフも「こんなに来てくださるなんて」と笑顔を見せ、地域に根付く八百屋としての第一歩を、まさに笑顔と交流の場から踏み出す一日となりました。

SNSで話題の「ふみさん」の登場

森尾商店の公式Instagramで一躍人気者となったのが、土佐弁で飾らない日常を届ける“ふみさん”です。自転車を押しながら笑顔で語りかける姿や、「ちゅっと腰かけてするがよ」といった温かい言葉がSNSで拡散され、リール動画は最大で50万回以上再生されました。全国から寄せられる「ふみさんと土佐弁が可愛すぎる」「元気をもらえる」「推し八百屋すぎる」といったコメントは、森尾商店を応援する動きにまで広がっています。

そんなふみさんが、オープン初日にサプライズで来店しました。来場者からは歓声が上がり、写真撮影や農家トークが大盛り上がりとなりました。その日に並んだ、ふみさんが丹精込めて育てた「かぶの葉」は、店頭に並ぶや否や即完売。動画で見て心を動かされた人が、実際に生産者本人と会い、その手で育てられた野菜を手に取るという体験が実現した瞬間でした。「画面越しで応援していた人が、現地で同じ野菜を買える」——そんな現象が高知市高須の小さな八百屋で起きています。ふみさんの存在は、野菜をただの“商品”から、“物語のある

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