
10月19日、トランプ米大統領はインドのモディ首相がロシア産原油の購入を停止すると述べたと改めて言及し、そうしなければ「大規模な」関税を支払い続けることになると警告した。両首脳の記者会見、米ホワイトハウスで2月撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[大統領専用機上 19日 ロイター] – トランプ米大統領は19日、インドのモディ首相がロシア産原油の購入を停止すると述べたと改めて言及し、インドはそうしなければ「大規模な」関税を支払い続けることになると警告した。
大統領専用機内で記者団に対し、「インドのモディ首相と話したが、彼はロシアの石油を買うつもりはないと言った」と語った。
インドがモディ氏とトランプ氏の会話を認識していないと主張していることについて問われると、トランプ氏は「もし彼らがそう言いたいのであれば、大規模な関税を支払い続けることになるが、インドはそれを望んでいない」と述べた。
トランプ氏は15日、モディ氏がロシア産原油を購入しないと保証したと述べた。 もっと見る
インド外務省は16日、両首脳の電話会談を把握していないとした上で、政府の最大の関心事は「インド消費者の利益を守ることだ」と述べた。
インド政府高官は18日、米国との貿易交渉は「友好的に」進んでいるとの認識を示した。先週米国を訪れていたインド代表団は帰国したと述べたが、詳細は明らかにしなかった。
関係者によると、インドの石油精製業者はすでに11月積み込み分の注文を出していることから、輸入量の削減が反映されるのは12月か来年1月のデータからになる可能性がある。
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