夏の中断が開けてからの5試合で1分4敗、中断前の飛鳥FC戦のドローを含め、5戦未勝利で実質的に昇格の目が消えたいわてグルージャ盛岡。続く横河武蔵野FCには勝利したものの、第25節・ティアモ枚方戦に敗れ、数字上、今季の昇格の可能性はなくなった。

 

今季、いわてグルージャ盛岡のターゲットは1年での昇格。JFL優勝を掲げたシーズンだったが、第22節時点で昇格圏である2位のレイラック滋賀との勝点差は17まで拡大し、事実上の白旗宣言となった。実際に第22節ラインメール青森戦では若手中心のメンバー構成で臨み、試合後、その起用用についても指揮官自らが「来季以降の土台をつくる」と明言するように、クラブとしては完全にシフトチェンジ。未来を見据えた戦いにフォーカスしている。そして以降はそれまで主軸として戦ってきたベテラン選手、中里崇宏、小林祐希、藤本憲明らが先発出場する機会は激減。これは彼らを来季、

(残り 1354文字/全文: 1749文字)

この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

タグマ!アカウントでログイン

WACOCA: People, Life, Style.