All About ニュース編集部が全国250人を対象に実施した温泉地に関するアンケートの調査結果から、泉質がいいと思う「宮城県の温泉地」ランキングを発表! 2位「秋保温泉」を抑えた1位は?
泉質がいいと思う「宮城県の温泉地」ランキング
日本各地にある温泉地は、それぞれに個性豊かな泉質や効能を持ち、訪れる人々を癒やしています。とろりとした湯ざわりや、肌がしっとりうるおう感覚、疲れをほぐす心地よさ。泉質へのこだわりは、今や多くの人にとって大切なポイントです。では、そんな“お湯の良さ”で人気を集めている温泉地とはどこなのでしょうか。
All About ニュース編集部では、2025年10月14〜16日の期間、全国20〜60代の男女250人を対象に、温泉地に関するアンケートを実施しました。
その中から、泉質がいいと思う「宮城県の温泉地」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:秋保温泉/75票
仙台市の奥座敷として知られ、名取川の渓谷沿いに旅館が立ち並ぶ温泉地です。約1500年前に開湯したと伝えられる古湯で、伊達政宗公も愛した歴史があります。周辺には、名取川が侵食して作った約2kmの渓谷「磊々峡(らいらいきょう)」や、日本の滝百選にも選ばれた迫力満点の「秋保大滝」(落差55m)など、豊かな自然景観が広がります。泉質は塩化物泉で、保湿効果が高いと評判です。
回答者からは「ナトリウム-塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉などが冷えなどの不調を改善してくれそうだと思うからです」(30代女性/宮城県)、「鳴子温泉は種類豊富な泉質が楽しめます。秋保温泉は仙台市内から近く、日帰りでも利用しやすいです」(30代女性/福井県)、「ナトリウム‐塩化物泉で肌に優しく保湿効果や疲労回復効果が高く、自然に囲まれた静かな環境でゆったり過ごせる温泉地だからです」(40代女性/埼玉県)といった声が集まりました。
1位:鳴子温泉/100票
宮城県北西部、奥羽山脈の栗駒山麓に広がる鳴子温泉郷の中心地です。1000年以上の歴史を持ち、多様な泉質が湧き出すことで知られています。全国の温泉地の泉質を分類した11種類のうち、9種類もの泉質が湧き出ており、「温泉のデパート」とも呼ばれます。周辺には、紅葉の名所「鳴子峡」や、伝統工芸品「鳴子こけし」の工房が多くあり、素朴な自然と文化に触れられます。
回答者からは「硫黄泉や炭酸水素塩泉など、泉質の違いを楽しめるのが魅力的だから。」(30代男性/富山県)、「鳴子温泉は多様な泉質が楽しめ、特に硫黄泉が肌に良いと感じます。温泉街の風情も魅力的です」(30代女性/福井県)、「鳴子温泉は泉質の種類が豊富で、日本でも有数の多泉質地帯です。硫黄泉や炭酸水素塩泉など、宿によって違う湯が楽しめるのが魅力。肌への効果も実感でき、湯めぐりが楽しい温泉地です」(30代女性/北海道)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の執筆者:
坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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