環境
米国では、ESGは「気候カルテル」であり独占禁止法に違反するとされ、金融機関はアライアンスから軒並み撤退しました。欧州でも、経済的な負担に耐えかねて、脱炭素政策は骨抜きになりつつあります。
それなのに、日本では、排出量取引の整備や「スコープ3」の義務化など、脱炭素政策の制度化が止まりません。こうなってしまう原因の一端は、海外では頻繁に報道されているESGや脱炭素の負の側面を日本に伝えないメディアにあります。
ESGの実態に詳しい藤枝一也先生に、杉山大志研究主幹が伺います。
【目次】
00:00:00 オープニング
00:01:29 藤枝氏ご挨拶~問題提起
00:05:46 ESG・気候カルテルを取り締まる米国
00:26:20 企業への脱炭素圧力が弱まる欧州
00:42:16 はしごを外されても脱炭素に突き進む日本
00:53:24 日本語で報じられない脱炭素関連のニュース
01:03:18 まとめ
01:06:16 Q&A
【講演資料】
●藤枝一也氏講演資料
【出演】
藤枝 一也 素材メーカー 環境・CSR担当
横浜国立大学経営学部卒、法政大学大学院環境マネジメント研究科修了。大手電機メーカーで半導体の研究開発部門、資材調達部門を経て本社環境部門で環境経営施策の企画・立案を担当。素材メーカーへ転職し本社CSR部門で主に環境関連業務に従事。
杉山 大志 キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹
■
地球温暖化問題に関する科学的知見および環境影響評価の現状を調査し、安全保障・経済とのバランスのとれた温暖化対策の在り方を考える、杉山大志氏のYouTubeチャンネル「キヤノングローバル戦略研究所_杉山大志」。チャンネル登録をお願いいたします。

アゴラ 言論プラットフォーム

WACOCA: People, Life, Style.