日銀高知支店は県内の景気について「緩やかに持ち直している」と判断を据え置きました。
日銀高知支店は、9月上旬以降の県金融経済概況を発表し、県内の景気について「緩やかに持ち直している」と判断を据え置きました。判断の据え置きは2024年11月以降、11か月続いています。
県内の観光については「持ち直している」から「回復している」に、判断を引き上げました。
今年8月の県内の主要観光施設を訪れた人の数は、速報値で前の年の同じ月に比べてプラス27.0%となっています。要因として去年は南海トラフ地震臨時情報の発表が影響したことに加え、今年はドラマや大型客船によるインバウンドの効果があったとしています。
先行きについて日銀高知支店は、「緩やかに持ち直していくとみられる」とした上で、コスト上昇と価格転嫁の動きや、人手不足の影響と賃金の動きなどを注視していく必要があるとしています。
 
						
			
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