インド証券取引委員会のパンデイ委員長は16日、農産品や非農産品を扱う同国のコモディティー(商品)市場で、機関投資家の参加拡大を目指すと表明した。同委員長。ムンバイで9月に撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)
[16日 ロイター] – インド証券取引委員会のパンデイ委員長は16日、農産品や非農産品を扱う同国のコモディティー(商品)市場で、機関投資家の参加拡大を目指すと表明した。ヘッジ取引を利用する上での商品市場の魅力向上が狙い。投資関連イベントの講演で述べた。
証取委は商品市場の強化を模索しており、銀行や年金基金による取引参加を認めるよう政府と協議する方針だ。
パンデイ氏はまた「現物株式市場の深化と、デリバティブ(金融派生商品)市場の改善が、われわれにとって優先度が高い」とも説明した。
証取委の委員の1人は7月、株式デリバティブの保有期間を延ばすことによって、デリバティブ市場の質向上につなげる考えを示した。
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