伝統と匠の技が感じられる「ひな人形」の展示会が今、高知市で開かれています。

高知市の高知大丸本館4階では10月16日から「節句人形 職人展」が開かれています。
この展示販売会は高知市の「人形のキャッツアイ」が企画したもので、匠の技を感じる京人形など約40点が並んでいます。

人形のキャッツアイによりますと、ひな人形は例年11月から販売数が増えますが、首都圏を中心に年々早まる傾向にあるため今回は10月中旬に展示販売会を開催したということです。
また、会場では名古屋の伝統工芸士3代目蓬左佳峰さんによる、ひな人形の服飾作りの実演が行われていて職人の技を間近で見ることができます。

■人形のキャッツアイ 西内功社長
「おひなさまというのは平安時代からはじまった日本古来からの伝統文化。この伝統文化を消さないように子や孫にずっと続くようにと思ってやっている。時期的には早いが、今からだからこそ、いいものが手に入るんじゃないかと思う」

「節句人形職人展」は、10月20日まで高知大丸で開かれていて、伝統工芸士の蓬左さんの実演は19日までです。

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