「こちらは古代生物再生研究所。普段は恐竜たちの保護飼育再生を行っています」
アトラクションを案内する瀬倉凜さん(23歳)は今、日本で最も注目されているテーマパークで働いています。
それは7月に沖縄にオープンした『ジャングリア沖縄』。
新潟県五泉市出身の彼女が、2000km以上も離れた沖縄で、どんな仕事をしているのでしょうか?
【写真を見る】成長する『ジャングリア沖縄』で「自分も成長したい」世界的ダンスユニット“CHIBI UNITY”の経験を生かして働く新潟県人
『ジャングリア沖縄』は、東京ドームおよそ13個分の広大な敷地で、大自然を生かした20種類以上のアクティビティーが楽しめる話題のテーマパーク。
その中でも、1、2を争う人気アトラクション『ダイナソーサファリ』は、研究施設からティラノサウルスが脱走したために車に乗って草食恐竜の安否を確認するという設定で、ティラノサウルスに出くわして追いかけられるというスリル満点のアトラクションです。
「お客さまが『ダイナソーサファリ』の世界観にいかに没入し、いかに楽しんでいただけるか、ということを考えながら見送っている ―」
『ジャングリア沖縄』でナビゲーターを担当する瀬倉凜さんは、“車に乗るまで”の案内役を担当しています。
「仕事は、メッチャ楽しいです」
「緊急事態発生時の『早く!急いで!!』みたいな演じる部分だったりとか、逃げる場面でメチャメチャ叫んだりとか…」
「本当に緊急時を演出するという場面では、すごく頑張っています」
『ジャングリア沖縄』のオープンから2か月。
瀬倉さんの働きぶりと持ち味について、上司の川畑光成さんは太鼓判を押します。
「瀬倉さんは、結構エネルギッシュで、プラスかつすごく礼儀正しいので、すごく見ていて安心感があります」
来場者を楽しませるために奮闘中の瀬倉さん。
なぜ『ジャングリア沖縄』で働くことにしたのでしょうか?
実は、瀬倉凜さん…
「チビユニティは6月の頭までやっていました」
新潟を拠点に世界で活躍するダンスチーム『CHIBI UNITY』の初期メンバーとして高校1年生のときから参加。そこではダンサーのほかにインストラクターも経験し、チームを運営する“面白さ”を知ったそうです。

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