１０月１７日、 アフリカの島国マダガスカルでクーデターを主導したランドリアニリナ大佐が大統領に就任した=写真（２０２５年 ロイター/Siphiwe Sibeko）
[アンタナナリボ １７日 ロイター] – アフリカの島国マダガスカルでクーデターを主導したランドリアニリナ大佐が１７日、大統領に就任した。
国外に脱出し、その後に議会で弾劾を受けたラジョエリナ前大統領は、軍による政権掌握を非難し辞任を拒否している。
ランドリアニリナ氏は高等憲法裁判所での式典で「私はマダガスカル共和国大統領という高い職責を、全面的かつ公正に果たすつもりだ」と述べた。「託された権限を行使し、国家の統一と人権の擁護・強化に全力を尽くすことを誓う」と表明した。
同氏はこれに先立ち、軍が政権を掌握し、議会下院を除く全ての機関を解散したと発表した。軍主導の委員会が暫定政府と共に最長２年間統治し、その後に新たな選挙を実施する方針を明らかにした。
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