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2025年8月11日 16:32

【3連休を直撃】冠水・土砂崩れ・新幹線はストップ「2人が川に流された」捜索続く 福岡

福岡県には9日夜から線状降水帯が断続的に発生し、強い雨が降り続きました。

■吉原美樹記者(10日未明)
「午前1時過ぎです。この時間になって急に雨が強くなってきました。大粒の雨が地面をたたきつけています。」

■松永悠作記者(10日午後)
「福岡県宗像市です。川の水が道路に流れ出ています。 道路は冠水していて、車道だけではなく歩道にも水があふれています。」

宗像市では、10日までの24時間雨量が400ミリを超え、観測史上最大を記録しました。

大雨の影響で、北九州市若松区では住宅に迫る土砂崩れが相次だほか、川が増水した福津市では、男女2人が川に流されたという通報があり、警察や消防の捜索が続いています。

3連休を直撃した大雨。交通機関にも影響が出ています。

■白野寛太記者(11日朝)
「午前7時半のJR博多駅です。本来は列車が動いている時間ですが、改札の前はシャッターが降りていて、その前には立ち往生している多くの人の姿が見られます。」

JR九州の新幹線や在来線は11日朝から運休し、駅構内には座り込む人の姿が目立ちました。

■利用者
「きのうの夜からずっと、駅で過ごしています。ホテルも全部予約いっぱいで取れなかったので。」
「早く電車で移動して、早く家に帰りたいです。」

福岡管区気象台は、今後、少しの雨でも土砂災害などが発生する恐れがあるとして、引き続き警戒を呼びかけています。

最終更新日:2025年8月11日 16:32

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