山梨県人事委員会は17日、今年度の県職員の給与とボーナスを約3%引き上げるよう、県に勧告しました。
【写真を見る】県職員給与約3%引き上げ 33年ぶりの上げ幅 平均年収は約21万円増へ
引き上げは4年連続で、引き上げ幅は33年ぶりの高水準です。
17日は県人事委員会の中島琢雄委員長が、長崎知事に勧告書を手渡しました。
勧告では、一般企業の賃金状況を鑑み、県職員の平均給与を一般行政職で2.98%引き上げることが適当だとしました。
給与、ボーナスともに引き上げの勧告は4年連続で、引き上げ幅は1992年以来、33年ぶりの高水準です。
勧告通りに実施されれば、県職員の平均年収は21万2000円増えて、656万6000円となり、課長級の年収は715万円余り、部長級の年収は906万円余りが目安となります。
勧告書を受け取った長崎知事は「勧告は尊重すべきものと理解している。今後、十分検討し対処したい」と述べました。
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