日本代表vsブラジル代表 写真:Getty Images

 FIFAランキング19位の日本代表は、10月14日に行われた国際親善試合(キリンチャレンジカップ2025)でブラジル代表に3-2で勝利。FIFAワールドカップ北中米大会・グループステージの組み合わせに関わるポット分けでポット2入りが確定しており、ブラジルやドイツ代表、スペイン代表と再戦の可能性がある中、森保ジャパンのW杯優勝確率が明らかになっている。

 海外メディア『ポリーマーケット』が10月16日に伝えたところによると、北中米W杯の優勝確率はスペインが19%で最も高く、次いでフランスが13%。3位にはイングランドとブラジルが12%で並んでいる模様。ポルトガル、アルゼンチンも10%以上となっており、7位のドイツは7%に。日本は10位タイであり、イタリア、メキシコ、コロンビア、アメリカ、ベルギー、エクアドルと同じく2%となっている。

 またポット分けについては、海外メディア『フットボール・ミーツデータ』が伝えたところによると、すでにブラジル、アルゼンチン、イングランドのポット1入り、日本、イラン、ウルグアイ、セネガルのポット2入り、アルジェリア、パラグアイ、チュニジア、コートジボワール、カタール、ウズベキスタンのポット3入り、ニュージーランド、ガーナのポット4入りが確定。スペインも現在FIFAランキング1位であるだけに、欧州予選を突破すればポット1入りは確実だ。

 そのため、日本は2025年12月に行われるW杯グループステージの組み合わせ抽選会の結果次第で、10月のキリンチャレンジカップの対戦相手であるパラグアイやブラジルと再び顔を合わせる可能性があるほか、カタールW杯につづきスペインと相対する可能性もある。

 カタールW杯で強豪のドイツやスペインを下した日本。ブラジルにも土を付けただけに、今や世界が警戒する存在へと進化を遂げつつある。優勝確率2%という数字は歴史的な挑戦の始まりを示すものであり、決して低くはない。ポット2入りによって、カタールW杯でドイツ、スペインと同居した死の組を避ける可能性が高いことも、目標達成への後押しとなるだろう。

WACOCA: People, Life, Style.