福島ロボットテストフィールド(RTF)は、福島イノベーション・コースト構想に基づいて、福島県南相馬市(みなみそうまし)と浪江町(なみえまち)に整備された、陸・海・空のフィールドロボットの一大開発実証拠点です。ドローンの開発、性能評価、操縦・運用訓練、災害対応訓練などを実環境に近い条件で実施できます。滑走路や緩衝ネット付飛行場、橋梁・トンネル・プラントのインフラ点検エリア、瓦礫・市街地フィールド、水上・水中試験施設などを備えており、福島県内外の多くの研究者や企業などが活用しています。

福島国際研究教育機構(F-REI)の所有する施設として、福島イノベーション・コースト構想推進機構が管理運営を行っています。産学官の共同利用を通じて、ロボット・ドローンの物流・設備など点検・防災などでの社会実装を進め、人材育成、制度設計へのフィードバックを含むエコシステム形成を支えます。ドローンの目視外飛行や自動航行の検証、災害時の連携訓練など、実務直結のテーマにも対応しています。

大臣官房 福島復興推進グループ 福島新産業・雇用創出推進室

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福島ロボットテストフィールド

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