ロシア大統領府のペスコフ報道官は16日、インドと中国がロシア産石油の購入を停止するとのトランプ米大統領の発言について、ロシアはインド、中国両政府の公式声明を拠り所にしていると述べた。ノバク副首相(写真)は、エネルギー分野でのインドとのパートナーシップが今後も継続すると確信していると述べた。モスクワで15日撮影(2025年 ロイター/Ramil Sitdikov)
[モスクワ 16日 ロイター] – ロシア大統領府のペスコフ報道官は16日、インドと中国がロシア産石油の購入を停止するとのトランプ米大統領の発言について、ロシアはインド、中国両政府の公式声明を拠り所にしていると述べた。
ロシアは高品質の原油をより安価で供給できるとし、各国が望む物を購入する権利を奪われれば、自由貿易の原則が損なわれると指摘した。
インドと中国はトランプ氏の発言内容を公式に確認していない。
また、ロシアのノバク副首相は、エネルギー分野でのインドとのパートナーシップが今後も継続すると確信していると発言。
インドについて「われわれは友好国との協力を継続している」とし「われわれのエネルギー資源には需要があり、経済的にも有利で実用的だ。パートナー諸国は今後も協力を継続し、交流し、エネルギー協力を発展させると確信している」と語った。
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