韓国自動車大手の現代自動車は10月15日、インドの生産・研究拠点拡大に50億ドルを投資すると発表した。アーメダバードで7日撮影(2025年 ロイター/Amit Dave)
[15日 ロイター] – 韓国自動車大手の現代自動車(005380.KS), opens new tabは15日、インドの生産・研究拠点拡大に50億ドルを投資すると発表した。世界第3位の自動車市場であるインドを成長戦略の中核に据える。現代自動車のホセ・ムニョス最高経営責任者(CEO)は記者団に、この資金をもとにインド法人(HYUN.NS), opens new tabの年間生産台数を2030年までに約3割増の110万台とするほか、インド向けで初のハイブリッド車を含む26車種の導入、高級車ブランド「ジェネシス」発売を実現すると述べた。
またインド法人初の投資家向け説明会で、この投資は2030年までにインドで110億ドルの売上高を生み出す見通しで、同社にとって米国に次ぐ第2位の市場になると見込んでいると説明。
オンラインのプレゼンテーションで「インドは現代自動車のグローバル成長ビジョンにおける戦略的優先事項。グローバル戦略にとって重要なだけではなく、そのものだ」と述べた。
同社は約30年にわたり、インドで総額50億ドルを投資している。
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