2025年10月16日 14:00
8月29日送検 辻本浩嗣被告
「パパ活」で出会った少女にわいせつな行為をしたとして、逮捕・起訴された大阪府警の警視の男について、大阪府警は16日、懲戒免職処分にしたと発表しました。
不同意わいせつの疑いで逮捕され、その後在宅起訴された大阪府警生活安全特別捜査隊の警視、辻本浩嗣被告(53)は、今年6月から7月にかけて、大阪府内のカラオケ店の個室で、10代の少女2人の体を触るなどのわいせつな行為をした罪に問われています。
警察によりますと、辻本被告は少女らと、いわゆる「パパ活」目的でSNSを通じて会っていて、毎回1万円ほどの現金を渡していたということです。2021年に相続の関係で金を手に入れて、マッチングアプリを始め、中学生くらいの女性に興味を持ち始めたということで、警察の調べに対し、いずれも行為を認め、「犯罪であるとわかりながらも、欲望に負け、強い刺激を求め、次々と同じ行為を続けてしまいました。被害者をはじめとして、府民、大阪府警、家族に取り返しのつかない迷惑をかけました。反省の気持ちを忘れず、法の裁き、いかなる処分も受け止めます」と話しているということです。
また捜査の結果、起訴された事件以外にも同様の事案が9件あったということですが、被害者が特定できないなどの理由で立件は見送ったということです。
辻本被告は、少女に対する性加害事件などを捜査する生活安全特別捜査隊の「特別捜査官」で、隊長と副隊長に次ぐ幹部でした。
最終更新日:2025年10月16日 14:40
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