ウクライナ、米国とLNG輸入について協議中=経済相

 ウクライナのソボレフ経済相は15日、国内のガス関連インフラがロシアの攻撃を受けたことから、米国との間で液化天然ガス(LNG)の輸入について協議していると明らかにした。写真はLNGタンカーの模型。2022年5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[キーウ 15日 ロイター] – ウクライナのソボレフ経済相は15日、国内のガス関連インフラがロシアの攻撃を受けたことから、米国との間で液化天然ガス(LNG)の輸入について協議していると明らかにした。

ソボレフ氏は米首都ワシントンでの話し合い後、フェイスブックに「ロシアの攻撃により、われわれはガス生産の一部を失った。そのため、米国産のLNGとコンプレッサー(圧縮機)の購入資金を工面する仕組みを検討している」と投稿した。詳しい内容には触れなかった。

ロシアはこの数週間、ウクライナのエネルギー設備に対する攻撃の規模と頻度を大幅に強めており、発電所とガス関連施設の双方を標的にしている。

ウクライナのフリンチュク・エネルギー相は先週、ロシアによるガス施設空爆を受け、ガス輸入を30%増やしたいと述べていた。

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