アルゼンチンのミレイ大統領(右)は15日、貿易上の優遇措置となり得る協定について米国と協議していると明らかにした。写真はミレイ氏とトランプ米大統領。米首都ワシントンのホワイトハウスで14日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ブエノスアイレス 15日 ロイター] – アルゼンチンのミレイ大統領は15日、貿易上の優遇措置となり得る協定について米国と協議していると明らかにした。
「わが国に対する米国の貿易優遇措置案件があり、米国はアルゼンチンを強く支持している」とテレビインタビューで述べた。
ベセント米財務長官は15日、財務省が9日に続き、アルゼンチン通貨ペソを直接買い入れたと発表した。さらに、アルゼンチンのソブリン債に投資する民間による200億ドルの融資の枠組み創設を目指し、銀行や投資ファンドと連携していると明らかにした。
またミレイ氏は、26日の中間選挙後に内閣改造を検討すると述べた。
トランプ米大統領は14日、ミレイ氏の政党が議会選挙で敗北した場合は「時間を無駄にしない」と述べたが、ミレイ氏は少なくとも2027年まで継続する現政権への支持をトランプ氏が表明していると述べた。
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