Uber Japanは10月7日に、スマートフォンアプリ「Uber」を通じてタクシーを呼べる「Uber Taxi」のサービスを、熊本県熊本市、合志市、菊陽町、益城町、嘉島町で開始した。10月14日には島根県出雲市で開始するほか、10月中に秋田県秋田市へのサービス拡大を予定している。

全国38都道府県に対応

今回、「Uber Taxi」のサービスが展開される秋田県・島根県・熊本県は、千秋公園(秋田)、出雲大社(島根)、熊本城(熊本)といった国内外からの観光客に人気の高い観光スポットを有しており、近年はとりわけ訪日外国人の旅行先としての人気が高まっているという。

「Uber」は、世界70カ国以上・約50言語に対応し、母国語でタクシーを配車してドライバーとチャットできるなど、言語の壁を解消する配車アプリとして、国内において約150カ国の訪日外国人に利用されている。

「Uber Taxi」は、駅までのアクセスや日常の買い物、送迎、通院といった、幅広いシーンでタクシーを手軽に呼べる選択肢を提供するため、鉄道やバスではカバーしきれない観光スポットへの移動を、タクシー配車で補完することによって、地域観光の利便性向上や地元経済の活性化に貢献する。

さらに、同社が7月に提供を開始した「Uberシニア」を利用することで、「Uber Taxi」は高齢者にも使いやすい配車サービスとなっており、高齢者のユーザーにも見やすく使いやすい画面表示に切り替えられるシンプルモードや、家族による遠隔からの配車の代理手配、高齢者による乗車状況の遠隔からのリアルタイム把握といった、さまざまな安心・安全機能を用意している。

なお、今回の秋田県・島根県・熊本県へのサービス拡大にともない、「Uber Taxi」の利用可能地域は全国38都道府県となる。

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