米韓通商協議に「有意義な進展」、APEC首脳会議前の妥結目指す

ベセント米財務長官は15日、韓国との通商合意が最終段階に近づいていると述べた。(2025年 ロイター/Leon Neal/Pool via REUTERS)

[ワシントン/ソウル 15日 ロイター] – ベセント米財務長官は15日、韓国との通商合意が最終段階に近づいていると述べた。韓国の交渉担当者も、協議に有意義な進展があったと明らかにした。

ベセント長官はCNBCに対し、米韓の当局者がワシントンで開かれている国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会に合わせ会合を重ねていると明らかにし、「韓国との協議はまもなくとりまとめられる」と述べた。現在は詳細を詰める作業が続けられているという。

韓国の交渉担当者も、米韓が7月に合意した関税措置の枠組みに関連して韓国が米国で約3500億ドルの投資を実施すると確約した件を巡り有意義な進展があったと表明。今月末に韓国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議までに米国との通商合意の妥結を目指していると語った。

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