2025年4月から9月までの上半期の県内の企業倒産は34件と、2000年度以降で最も多かったことが、民間の信用調査会社のまとめで分かりました。

帝国データバンク徳島支店によりますと、9月の県内の倒産件数は6件で、8カ月連続で5件を超える倒産が続いています。

負債総額は5億7000万円で、前の月より9000万円少なく、2か月連続で減少しました。

業種別では建設業が3件で最多でした。

また、2025年4月から9月までの上半期の倒産は34件で、上半期としては2000年度以降で最多を記録しました。

負債総額は25億4000万円でした。

帝国データバンク徳島支店は「中小企業は賃上げを継続することが求められているが、価格交渉力や財務力が弱く、さらなる価格転嫁や継続的な賃上げは容易ではないため、廃業・解散を選択するケースが増えそう」と分析しています。

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