日本マイクロソフトは10月15日、これから発売されるCopilot+ PC準拠の対象PCの購入で、Microsoft 365 Personalを24カ月間無料で利用できるようになると発表した。さらにMicrosoft 365 Personalの利用を希望しない場合には、永続利用タイプの「Office Home & Business 2024」を選択して利用できるとのこと。
日本市場ではこれまで、Word/Excel/PowerPointなどのアプリに関して、ネットワークに接続せずとも使える永続利用タイプのライセンス「Office Home & Business」が付属していた。一方、サブスクリプションモデルであるMicrosoft 365 Personalの1年間使用権などが付属する場合もあった。
Microsoft 365 Personalでは、クラウドと連携し、AIアシスタントであるCopilotがWord/Excel/PowerPoint/OneNoteに搭載され、日々のタスクを補助する。また、1TBのOneDriveクラウドストレージ、Microsoft Defender、Clipchamp & Designer利用権が付属し、および最大5台のデバイスで利用可能なのも特徴だ。
10月15日以降、Copilot+PC準拠の対象PCを購入すれば、最初の3カ月はMicrosoft 365 Personalを無料で利用できる(ただし、Windowsアクティベーション後6カ月以内に有効化する必要がある)。その後もMicrosoft 365 Personalを使い続けたい場合は、支払い方法を追加することで、計24カ月間の無料利用権が付与される。
無料利用期間の終了後は、自動的に12カ月のサブスクリプションとして更新され、その時点での価格が適用される。請求を停止するためには、次回の請求日の少なくとも2日前までにMicrosoftアカウントからキャンセルをする必要がある。
一方で、Microsoft 365 Personalを3カ月利用して、結果的に従来のOfficeのような使い方をしたい場合は、永続ライセンスのOffice Home & Business 2024を選択できる。
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