カナダ、対印関係で国内の治安重視 外相表明

カナダのアナンド外相は14日、インドとの関係強化を目指す中で、国内の治安と法の支配を重視すると述べた。同日撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)

[ニューデリー 14日 ロイター] – カナダのアナンド外相は14日、インドとの関係強化を目指す中で、国内の治安と法の支配を重視すると述べた。

カナダでは2023年にシーク教活動家が殺害され、政府がインド外交官の関与を非難。インド政府は関与を否定し、両国関係が悪化していたが、両国は現在、関係修復を目指しており、13日にニューデリーで行われた外相会談では、二国間関係の新たなロードマップで合意した。 もっと見る

インドを訪問中のアナンド外相は「カナダの法律を順守し、維持することの重要性を常に示している」とし「これは、私にとってあらゆる対話の中で最優先事項であり、その重要性を提起することをためらうことはない」と述べた。

シーク教徒の分離独立を目指す「シークス・フォー・ジャスティス(SFJ)」は、アナンド外相の発言後、「カナダ国民の安全と主権よりインドとの貿易・外交関係を優先している」と批判した。

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Ira Dugal

Ira oversees financial news coverage for India, spanning economic policy, central banking, forex and debt markets. Ira writes on the Indian economy, its financial sector and central bank policy.

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