セイコーエプソン株式会社は、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(TFT)が実施する「おにぎりアクション2025」に3年連続でオフィシャルパートナーとして協賛します。

本キャンペーンは、おにぎりの写真をSNS等に投稿することで、アフリカやアジアの子どもたちに給食を届ける取り組みであり、今年は「つながり」をテーマに国内子ども支援にも初挑戦します。

おにぎりの写真が給食に 世界とつながる参加型キャンペーン

「おにぎりアクション」は、日本の代表的な食文化である「おにぎり」を通じて、世界の食料問題解決を目指すプロジェクトです。

Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、または特設サイトに「#OnigiriAction」を付けて写真を投稿すると、1枚につき給食5食分(約100円相当)の寄付が協賛企業からTFTに提供され、アフリカ・アジアの子どもたちに届けられます。

これまでの10回の開催では約214万枚の投稿が寄せられ、累計で約1,163万食分の給食を提供してきました。世界では約7億人が飢餓に苦しむ一方で、日本では食の偏りや食品ロスが課題となっています。

「おにぎりアクション」は、誰もが気軽に参加できる形で“食のつながり”を生み出し、社会課題への理解と共感を広げる活動として注目を集めています。

エプソン、「格差解消」「子ども支援」の理念で協賛継続

エプソンは、持続可能でこころ豊かな社会の実現を目指し、環境・社会・経済の3側面で社会貢献活動を展開しています。その中でも「格差解消」や「子ども支援」は重点アクションの一つであり、「おにぎりアクション」の趣旨と合致することから、3年連続での協賛を決定しました。

今年もTFT主催の「おにぎりフォトグランプリ」において、エプソン協賛の「心もおなかもいっぱいで賞」を設け、笑顔あふれるおにぎり写真を投稿した参加者にエプソンのプリンターを贈呈します。

さらに、家庭で楽しめる「おにぎりデザインのプリントアイテム」も無料公開しており、6種類の新デザインをダウンロードして印刷できます。

国内子ども支援や企業連携 “つながり”をテーマに拡大

2025年の「おにぎりアクション」では、テーマを「つながり」とし、国内子ども支援企画「おにぎりアクション FOR JAPAN」を初めて実施します。

11月18日から30日の期間中、5万枚の投稿達成を目指し、達成時には一般社団法人明日へのチカラが運営する「ドコデモこども食堂」を通じ、地域の飲食店で使える食事チケットを日本国内の子どもたちに提供します。

また、学生と企業が協力して開発した「オリジナルおにぎり」も登場します。TFT、協賛企業、おにぎりフレンズの連携により、実践女子大学の学生が考案したおにぎりを10月7日~17日の期間限定でゲートシティ大崎内「雨晴食堂」にて販売。TFT公式SNSでは家庭向けレシピも発信される予定です。

エプソンをはじめ、日産セレナ、オイシックス・ラ・大地、ニッスイ、ニコニコのりなど多様な企業がパートナーとして参画し、“食を通じたつながり”を国内外で広げていきます。

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