山梨県甲府市の祭りで打ち上げた花火が観客席に飛び込み、小学生ら5人がけがをした事故で、花火をあげていた関係者が「打ち上げ時に花火は倒れていなかった」と説明していることがわかりました。
【写真を見る】「花火の筒は倒れておらず、側面から火」 5人けがの暴発事故 関係者が証言 事故の花火は輸入品
打ち上げ花火による事故があったのは、11日に開かれた「国母ふるさと祭り」です。
打ち上げていた花火の一部が観客に向かって水平に飛び出し、花火を見ていた小学生の女児3人を含む男女5人が、手や足に軽いやけどを負いました。
花火を打ち上げていた関係者の1人は取材に、「事故の際、花火の筒は倒れておらず、側面から火が出ていた」と説明しました。
事故が起きた花火は中国のメーカーが製造した輸入品で、山梨県内の煙火店を通じて購入したものでした。
複数の煙火店や日本煙火協会によりますと、中国製の打ち上げ花火は不発や暴発となる事例が比較的多いといい、警察は花火自体の問題や安全距離の確保に問題がなかったかなど、事故の原因を調べています。
 
						
			
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