【写真を見る】愛知県知事も“ゼブラスーツ”でお祝い 「ウシ」をスプレーで「シマウマ」に… 笑わせ考えさせる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」 愛知が快挙!

人々を笑わせ、そして考えさせるような研究に対して贈られる「イグ・ノーベル賞」。

今年の生理学賞は…愛知県農業総合試験場に勤めていた、兒嶋朋貴さんたちの研究グループが受賞しました。

兒嶋さんらが研究したのは、「シマウマ」ではなく…ウシに白いスプレーでシマウマのような縞模様を描いた「シマウシ」。アブなどの血を吸う昆虫が寄りつきにくく、感染症の防止や、殺虫剤の使用を減らしたりする効果もあるということが分かったということです。

「イグ・ノーベル賞」の授賞式では、シマウマ模様のジャケットに着替えるなど、ユニークな場面も。

きょう、その成果をたたえ兒嶋さんらに愛知県特別表彰が授与されました。

■知事「これを着て町中を歩くのは勇気がいる」

(愛知県 大村秀章知事)
「県民に明るい話題を提供し、本県の名声を高められたので、その栄誉をたたえ表彰します。おめでとうございます」

愛知県の特別表彰は、将棋の藤井聡太七冠以来7年ぶりです。

授与式には「シマウシ」にちなみ、シマウマ模様の服で臨んだ大村知事と兒嶋さんら研究グループの姿が。

(愛知県 大村秀章知事)
「これを着て町中を歩くのは勇気がいる」

(兒嶋朋貴さん)
「なるべく塗り替えをせず簡単にというような手法が今後必要になる。しましまにウシがなっていると個人的にはいいと思う」

今回の研究により、牛のストレス軽減などが期待されています。

CBCテレビ

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