インドとカナダは13日、ニューデリーで外相会談を行い、両国関係の新たなロードマップで合意した。 写真はカナダのカーニー首相(左)とインドのモディ首相。カナダ・アルバータ州カナナスキスで6月撮影(2025年 ロイター/Amber Bracken)
[ニューデリー 13日 ロイター] – インドとカナダは13日、ニューデリーで外相会談を行い、両国関係の新たなロードマップで合意した。
両国は、2023年にカナダでシーク教指導者が殺害された問題を巡って悪化した関係の修復を目指している。カナダのアナンド外相は、ジャイシャンカル外相との会談の冒頭、「両国政府は関係向上の重要性で一致している」と述べた。
共同声明によると、両国は米国による関税発動を受けて貿易の多様化を目指しており、重要鉱物、貿易、農業のバリューチェーンといった分野で協力することで合意した。
声明は、「パートナーシップの復活は、経済協力強化の機会創出とともに、世界的な同盟関係の変化から生じる脆弱性の軽減にもつながる」としている。
アナンド氏はモディ首相とも会談した。
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