少子高齢化による働き手不足が社会問題となる中、外国人材をどう活用していくかを考える意見交換会が8月26日、鳥取市で開かれました。
この意見交換会は、「外国人材との共生」をテーマに、(一財)外国人材共生支援全国協会の鳥取県支部が開催しました。会ではまず、厚生労働大臣などを務めた塩崎恭久氏が「開国なくして、成長なし」をテーマに基調講演。経済成長を進めるためには外国人人材の活用が必要不可欠で、優秀な人材については、長期間働いてもらえるよう年金など社会保障についても整備することを提言していました。
元厚労相 塩崎恭久 氏
「外国人労働者も能力・実績主義で給与を決めて、同一労働同一賃金にしていかないといけない」
また、鳥取城北高校日本語学校にミャンマーから留学している学生が日本で実現したい夢について語りました。
ミャンマーからの留学生 ニェインニェインサン さん
「良い人間関係を作るために色んな方と出会って、たくさんの経験をして鳥取で介護福祉士として働く夢に向かって頑張っていきたいです」
この意見交換会には、160人が出席し、外国人材をどのように活用していくことが出来るかを考え学んでいました。
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