親子ら機体見学や撮影楽しむ 空の日フェスタ 岡山桃太郎空港

整備士(中央右)から工具などの説明を受ける親子連れら

 空港や飛行機に親しんでもらうイベント「空の日フェスタ」が13日、岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)で開かれ、親子連れらが旅客機の見学などを楽しんだ。

 普段は立ち入ることができない駐機場では、羽田空港から到着した全日空の機体の点検や給油の様子を参加者は間近で見学。整備士から説明を受け、工具に触れたり、写真を撮ったりした後、新千歳空港に向けて離陸した機体に手を振り見送った。

 岡山市立桃丘小5年八木彩音さん(10)は「安心を守るため、スタッフが一生懸命整備してくれていることが分かった。飛行機に乗ってみたくなった」と話した。

 パイロットの制服を着用した記念撮影や大型化学消防車の展示、飛行機模型の制作なども人気を集めた。

 フェスタは国が定める「空の旬間」(9月20〜30日)に合わせ、1992年から実施。岡山県や航空会社などでつくる実行委が主催した。(安田有輝)

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