大阪・関西万博の会場
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大阪・関西万博は13日、閉幕日を迎えた。
会場では名残を惜しむ声が相次いだ。開幕日の4月13日に続いて、この日が2度目の来場という川崎市在住のロバート・フィールドさん(44)は、米コネチカット州から観光にきた友人のイアン・バーガーさん(41)と大屋根リングをぐるり1周した。ロバートさんは「すごい人出。おかげでたくさんの日本の人たちと交流できた」と笑みを浮かべた。2人は趣味が外国旅行で、これまで欧州、南米、アフリカと20数カ国、一緒に訪問したという。イアンさんは「日本だけでなく、どこの国の人もフレンドリーだ」と満足そうに語った。
大阪・関西万博のシンボル・大屋根リング下の柱に表示された自分の年齢と同じ数字の前で写真を撮影することがブームになっている。「69」の柱をバックに撮影していた大阪府下から来場した中村隆さん、篤子さん夫妻は「きょうが20回目」と目を細めた。2人は中学のクラスメートで、55年前の大阪万博にも学校全体で来訪。「テレビ電話、月の石が記憶に残ってます」と隆さん。「各パビリオンの展示もよかったけど、歩き回って足腰が強くなった感じ」と篤子さんは目を細めた。
万博来場が「きょうで35回目です」という大阪市の谷口正則さん、千明さん夫妻。「初めは批判ばかりだったけど、大阪市民として通期パスを購入しました。祭りが好きなんで」と正則さんは満足げに語った。足繁く通ったおかげで千明さんは「体温が上昇。代謝が良くなったのか。最高の万博でした」とニコリ。正則さんは「イタリア館がよかった。ホンモノを見ることができました。世界旅行したみたい」と満足げだった。
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