vs 京都ハンナリーズ

B.LEAGUE 10周年の節目となるシーズンのホームゲーム出陣の相手は、因縁の巡り合わせとなる京都ハンナリーズ。長く熱いダービーを繰り広げてきた〝ライバル〟とは、今シーズンはこの2連戦限りの対戦となる

昨季から9人が継続している京都だが、チームには大きな変化があった。3シーズン指揮をとったロイ・ラナ前HCが退任し、B2福井から伊佐勉HCが新たに就任。bjリーグや天皇杯で優勝経験がある新指揮官はアグレッシブなチームを作り上げることに定評があり、新生京都は〝はんなり〟という名前とは裏腹な激しいチームになりそうだ。

2季に渡りプレーメーカーを担ったPG/SG岡田侑大が島根へ移籍。代わりにPGでは千葉Jから小川麻斗を期限付き移籍で獲得。青森からはB2スティール王に輝いたホール百音 アレックスを獲得し、川嶋勇人とともにB1とB2のスティール王経験者を揃えた。アジア特別枠ではフィリピン代表で期待される身長201cmのSFジェイミー・マロンゾがB.LEAGUEに猛威をふるうか要警戒だ。

エーススコアラーのアンジェロ・カロイアロと大黒柱のチャールズ・ジャクソンは健在で、ベテランSF古川孝敏がチームに落ち着きを与える。転換期のシーズンとなるが、実績と経験の豊富なベテラン勢の存在は安心材料となる。

昨シーズンの最終戦で両チームのブースターも含めて熱い試合が繰り広げられた「滋京(京滋)ダービー」。B.PREMIER以降前では最後の対戦はどこまで熱くなるのか、注目だ。

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