中国国家市場監督管理総局(SAMR)は10日、米半導体大手クアルコムによるイスラエルの半導体メーカー、オートトークス買収を巡り、独占禁止法違反の疑いで調査を開始したと発表した。8月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[北京 10日 ロイター] – 中国国家市場監督管理総局(SAMR)は10日、米半導体大手クアルコム(QCOM.O), opens new tabによるイスラエルの半導体メーカー、オートトークス買収を巡り、独占禁止法違反の疑いで調査を開始したと発表した。
クアルコムが買収に関する情報の一部について、必要な手続きに沿って申告していなかった可能性があると指摘した。
オートトークスは車車間・路車間通信(V2X)を手掛ける。クアルコムは規制当局の承認を期限内に得られなかったとして、2024年にオートトークス買収の提案を取り下げる意向を示していたが、今年6月に同社買収で最終合意したと発表した。買収額や過去の問題が解決されたかどうかについては明らかにしていない。
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