公明党は10日、自民党との連立政権から離脱する方針を決めました。
山梨県内の関係者はすぐに関係性が崩れるわけではないとしつつ、今後の動向を注視する考えです。
【写真を見る】公明党が連立離脱へ 県内関係者は「すぐに関係性は崩れない」「状況を見守るしかない」
10日に自民党の高市早苗総裁と協議した公明党の斉藤鉄夫代表は、政治とカネの問題を巡る自民党の回答が「不十分だ」として、連立政権から離脱する方針を決めました。
自民・公明両党の連立は野党時代も含め、1999年から26年に及び、県内でも地方選挙や 国政選挙を通して連携を深めてきました。
公明党県本部の佐野弘仁代表は取材に対し「斉藤代表の判断に従う」としながら、「すぐに自民県議との連携が変わることはない、市町村議員の意見も聞いていきたい」とも話しました。
自民県連の幹部からは「長年、協力してきただけに残念だ」と嘆きの声も上がる中、森屋宏会長は「状況を見守るしかない」と述べるに留めました。
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