欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長の解任に向けた動きが再燃している。写真はイタリア・トリノで3日撮影(2025年 ロイター/Remo Casilli)
[ブリュッセル 6日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長の解任に向けた動きが再燃している。欧州議会は6日、フォンデアライエン氏に対する不信任決議案を提出した。同委員長に対する解任要求は3カ月で2回目。
今回の決議案は、仏極右政党、国民連合(RN)のジョルダン・バルデラ党首と仏左派「不服従のフランス党」マノン・オブリー氏が提案。両氏はフォンデアライエン氏が退任すべき時だと繰り返し主張している。
9日に実施される議会採決で解任に追い込むのに必要な3分の2
の票に達する公算は小さいものの、同氏の指導力を巡る広範な不安を露呈させる可能性がある。
極右議員らはにも
フォンデアライエン氏に対する不信任決議案を提出しており、欧州議会がこれを否決している。
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