公開日時 2025年10月07日 05:00更新日時 2025年10月07日 12:31

ペルーからようこそ 本部町、沖縄県系4世2人受け入れ
ペルーから研修に参加するナカヤマ・メディナ・アイリさん(右から3人目)とナミサト・イシャラ・ロベルト・アロンソさん(同4人目)を歓迎した平良武康町長(同2人目)ほか関係者ら=17日、本部町役場

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金城 大樹

 【本部】本部町(平良武康町長)が毎年実施している「南米本部町出身子弟研修生受け入れ事業」の歓迎式が9月17日、同町役場で開かれた。今回は、町並里にルーツを持つナカヤマ・メディナ・アイリさん(19)と、町浦崎にルーツを持つナミサト・イシャラ・ロベルト・アロンソさん(29)が参加する。2人ともペルーからの参加で、曽祖父母が本部町出身の移民4世。歓迎式には平良町長や上原正史副町長、喜納すえ子教育長が出席し、ナカヤマさんとナミサトさんを歓迎した。平良町長は2人に歓迎の品として三線を贈った。

 ナカヤマさんは「日本語はあんまりでドキドキするけど、沖縄や日本の文化をたくさん学びたい」、ナミサトさんは「沖縄の伝統料理を学んでみたい。ルーツのある本部がどんな所か、ペルーの家族にも伝えたい」と話した。

 平良町長は「ふるさとに足を運んでくれてありがとう。2人のルーツでもある本部町や沖縄の自然、文化を満喫してほしい」と話した。(金城大樹)

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