中国からの輸入、通商関係改善なければ「大部分」停止も トランプ氏が警告

トランプ米大統領は9日、近く予定される中国の習近平国家主席との会談で大豆を巡る問題を提起する考えをあらためて示した。米オハイオ州の穀物エレベーター施設で2021年10月撮影(2025年 ロイター/Dane Rhys)

[ワシントン 9日 ロイター] – トランプ米大統領は9日、近く予定される
中国の習近平国家主席との会談で
大豆を巡る問題を提起する考えをあらためて示した。また、
通商関係が改善しなければ中国からの輸入の大部分を停止する可能性があると警告した。

中国は世界最大の大豆輸入国だが、このところは
米国との通商摩擦を背景に米国産大豆の輸入を大幅に減らし、ブラジルやアルゼンチン産に切り替えている。

トランプ氏はこれまでも、中国が「交渉」を名目に大豆の輸入を見送っているため、米国の大豆農家は打撃を受けていると指摘。習主席との会談では大豆を巡る問題が主要議題になると述べていた。

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