徳島市民病院の2024年度の会計決算は、人件費や物価の高騰で2億582万円あまりの赤字となりました。

赤字となるのは、2017年度以来7年ぶりです。

20204年度の徳島市民病院の会計決算は、医療サービスによる医療収入が入院や外来の患者が増えたことで、前の年度より5.4%増え、104億5702万円となりました。

これにより病院の総収益は、0.1%増の118億747万円になっています。

一方で、給与改定による医師や看護師の人件費が、前の年度より約4億円増えたことや、手術に使う資材費などが1億3000万円ほど増えるなど、人件費の上昇や物価高の影響で総支出は120億1300万円余りとなり、2億587万円の赤字となりました。

徳島市病院局は「経費削減に努めるとともに、地域の医療機関と連携して患者を確保し、収支の増加を図りたい」としています。

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