高知ユナイテッドSCの秋田豊・前監督の一連のパワーハラスメント行為について、Jリーグはクラブに罰金などの懲罰を科すことを発表しました。

Jリーグは10月7日、秋田豊前監督が2025年2月から6月にかけて選手やスタッフに対して行ったパワハラ行為について、高知ユナイテッドSCの管理監督義務違反を認め、クラブに罰金100万円とけん責処分を科すと発表しました。

相談窓口の設置など体制が構築できなかったことや、事実上、秋田前監督に権限が集中していてクラブ側が注意や助言を行うことができない体制になっていたとしています。

また、秋田前監督については、監督を退任しJリーグ関係者ではなくなったため「けん責」相当に該当するとして通知したということです。

高知ユナイテッドはすでに組織体制の見直しによるガバナンス強化や外部相談窓口の設置など再発防止策を進めていますが、今回の懲罰を受けて山本志穂美社長は「改めましてサポーターや関係者の皆さまに多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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