世界最大の牛肉輸出国・ブラジルが米国の関税措置に揺れている。トランプ米大統領は8月、ブラジル産牛肉に50%の追加関税を適用した。食肉産業にとって打撃は避けられず、中国向けの拡大などで影響緩和を狙っている。
米国への輸出は月約3万トンで推移していたが、9月には約7000トンまで激減する見通し。その補完先として注目されるのが中国やアラブ諸国だ。中国は既にブラジル産牛肉の最大の輸入国で、輸出全体の40…
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週刊エコノミスト
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