2025年10月6日 14:00
奈良市の会見(6日午後2時ごろ)
奈良市は6日、市内の幼保施設を利用しているDV(家庭内暴力)の被害者の住所を誤って加害者に伝えたと発表しました。
奈良市によりますと、このDV被害者は、住民票や戸籍などを加害者側が取得できないようにする支援措置を申し出ていましたが、9月22日ごろ、幼保施設が被害者の住所を記載した保育料の請求に関する通知書類を誤って加害者に配布。26日になって、児童相談所の職員が児童の状況などを確認する中で発覚したということです。
奈良市は被害者に謝罪の上、安全確保のために関係機関に情報共有したとしています。
奈良市は、「関係者の方々には心から深くお詫び申し上げますとともに、今後は個人情報の適切な管理について周知徹底し、再発防止に向けて取り組んでまいります」とコメントしています。
最終更新日:2025年10月6日 20:25
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